主契約と特約

主契約とは、「終身保険」や「定期保険」、「養老保険」 など、生命保険のメインとなる基本契約のこと。

一方特約とは、主契約の保険に付加するいわゆるオプションのこと。その目的は、主契約の保障内容を補ったり、保障範囲を拡大したりさまざまで、付けることも付けないことも選択できます。

それでは特約の特徴、および付ける際の注意点について具体的に見ていきましょう。

●特約は主契約とセットで契約するのが前提なので、特約だけを契約することはできません。また主契約を解約すると特約も同時に解約に。

●生命保険に医療保険の特約を付けられる商品もありますが、生命保険を何らかの事情で解約した場合には、同時に医療保障も失うことに……。何もかもを特約でまかなうより、目的別に保有できる保険は分けて加入した方が、将来の見直しもしやすくなります。

●保険料は、付けた特約分が主契約の保険料にプラスされます。特約の保険料は比較的安く設定されていますが、それでも使うか使わないか分からないような内容の特約に保険料を払っていく必要はありません。特約を付ける際は、その中身をよく精査する必要があります。

●あれもこれもと特約をつけると、保障の内容がごちゃごちゃと難解になってしまう原因にも。保険の未請求を防ぐためにも、自分が把握できないほど多数の特約を付けることは避けましょう。

●特約で配偶者や子どもの保障をつけている場合は要注意。もし、夫が主契約で妻の保障を特約で付けた場合、夫に万一のことがあったら、死亡保険金が支払われるのと同時に妻の保障はなくなってしまいます。

このように、気をつけなければならないことが目立ってしまう特約ですが、医療保障やがん保障など、個別に入るより特約として生命保険に付けた方が割安であるなどのメリットもあります。

いちばん大切なのは、分からないことは保険会社の担当者に質問し、分からないまま契約してしまわないことに尽きるでしょう。