保険証券の見方

契約の内容を記した保険証券。保険会社によって書式は異なりますが、書かれている内容はほぼ同じです。保険を見直すときにも必要となってくるので、保険証券を見て内容を読み取れるようにしておきましょう。

①主契約

主契約の名称が書かれています。○○終身保険や、○○定期保険など、自分が加入している保険の種類が名称に付けられている場合が多いので、名称からおおよその保障の内容が推測できます。定期保険のなかでも収入保障保険は、名称にも○○収入保障保険となっているものが主流です。

②特約

加入した特約の名称等が書かれています。ここで注意が必要なのが「リビングニーズ特約」。この特約は被保険者が余命6カ月と診断されたとき、死亡保険金の一部または全額を生前に受け取れる特約です。保険料が無料なので、自分の意志とは関係なく生命保険加入と同時に自動的に加入されていることがあります。

③契約者・被保険者・受取人

契約者=保険をかけた人。すなわちお金を払っている人
被保険者=保障の対象となる人
受取人=保険金を受け取る人

もし既婚者が独身時代に加入しそのまま継続している保険があったら、受取人の名前を必ずチェックしましょう。受取人に親の名前が入っている場合は要注意。それが意図して親を受取人にしているならOKですが、そうでない場合は今すぐ受取人の名前を配偶者に変更してください! 名前を変更してなかったばかりに配偶者に死亡保険金が払われず、死亡保険金を受け取った義理の親からは縁を切られ……なんて恐ろしい話があったのも事実です。

④保険金額・保険期間・払込期間・保険料

死亡・高度障害になったときにいくら支払われるか(保険金額)、いつまで保障されるか(保険期間)、保険料はいつまで払うか(払込期間)、毎月いくら払うか(保険料)を確認しましょう。

⑤解約返戻金

契約を解約した時にいくら支払われるかが、経過年数や被保険者の年齢ごとに書かれています。

なお、保険証券をなくすと、保険会社によっては印鑑証明の提出を求められるなど、かなり面倒な手続きをしなければなりません。言い換えれば、保険証券はそれほど大事だということ。保険の見直しに役立てるためにも、加入している保険を一括して整理できる「保険ファイル」のようなものを用意しておくといいですね。