保険の販売チャネル

ひと昔前は、保険は保険会社の営業の人を通して加入するのが一般的でした。それが今では、販売窓口が多様化。さまざまな保険加入の手段を選べる時代になりました。しかし、それぞれの販売チャネルにはメリット・デメリットがあり、そこをしっかり押さえておかないと「納得のいく保険加入」とはいかなくなってしまう可能性も……。

それではここで、それぞれの販売窓口の特徴を見ていきましょう。

保険会社

保険会社の営業職の人に家まで来てもらうか、保険会社の窓口まで出向いて加入。営業担当者が自社商品のなかから、その人の希望に沿った保険プランを提案してくれます。

・メリット

保険の内容などわからないことをその場で確認しながら保険加入の手続きが進められます。担当の営業がつく場合がほとんどなので、保険加入後に質問や相談をしたいときにもその担当営業にコンタクトを取ればOK。親身になって話を聞いてくれるはずです。

・デメリット

当然ながらその会社の商品しか扱うことはできません。他社の商品との比較ができないので、契約した商品がその人にとって「ベスト」であったのかの保障はありません。

乗合代理店

複数の保険会社の商品を取り扱う代理店。スーパーやショッピングセンターなどに店舗が併設されているほか、担当者に自宅や指定した場所に来てもらうことが可能な代理店もあります。

・メリット

50社以上の保険会社の商品を扱っている乗合代理店もあり、いろいろな保険を見比べたうえで加入することができます。手数料などは発生しないので、とりあえず保険のことを相談したいというときにも利用することができます。

・デメリット

保険加入者と保険会社を取り持つ役割なので、保険会社と直接契約するのに比べワンクッション挟む形となり、手続き等に多少時間がかかることも。

銀行窓口

2007年12月に全面解禁となった銀行の窓口販売。専門の保険コンサルタントが常駐し、銀行の一角で保険加入の手続きが行えます。

・メリット

家の近くの店舗なら、アクセスが便利。預金や投資信託などほかの金融商品とのバランスを考慮した保険加入が可能です。

・デメリット

銀行によって取り扱い商品がまちまち。そのなかに自分の条件に合った保険があるとは限らず、銀行の窓口だけで保険を検討するのが最適とは言えない面も。

通信販売・インターネット

通信販売は、保険会社に資料請求をし、契約書に書き込んで郵送で申し込むのが一般的です。一方インターネットは、①資料請求のみインターネットで申し込み、契約書は郵送、②契約まですべてをインターネットで完結、の二通りがあります。

・メリット

窓口に行く時間がなくても、自分の都合のいいときに契約できるので忙しい人にも向いています。店舗を持たず人件費も削減できるため、保険料が割安な場合もあります。

・デメリット

保険商品の説明についてはコールセンター等で対応してもらえるが、個々の家計の環境を考慮したところまで相談に乗ってもうことは期待できません。よほど保険の知識を持ち合わせていないと、自分で最適な保険商品を選択するのは難しいかもしれません。